BADHOP武道館でのVJによるアプローチ その1

昨年のBADHOP武道館でのライブで光栄なことにVJを担当させていただきました。

彼らのステージへ対する熱意と創意工夫はとても熱く、使用する映像も自分たちで制作し、照明もこうしてほしいという信念があり 一緒に制作をする上で素晴らしい経験ができました。
VJとしてはある程度映像がきまっているので、エフェクトとタイミング、そしてVJとして一番大事な会場の雰囲気に合わせて明るさ、色を出し入れする事です。

DVDには収まっていると思いますが、背景を一色でおこなう曲も多数あり、経験としてはイビサでおこなってきた事が役に立ちました。

一色のVJでgrooveを出すというのは、一色で多くのレイヤーを重ねたり、超高速で明滅をしたりと多様なスキルが求められます。

人の視覚には捉えられない微妙な光の加減をすることで、見る人をクギつけにしたり、解放したりを繰り返す事がイビサで長年にわたって学んだ事なので、こうした彼らの大きなステージで還元できたことは嬉しく思います。

才能があり、努力を惜しまない、HIPHOPを心から楽しんでいる彼らのステージを是非機会があればチェックしてください。

この曲では基本的な色の指示は赤だったのですが、アドリブで照明の方とともに、紫を差し込んでます。
よりダークな空間が演出できたと感じてます。

BADHOPについてはおってまた。




BADHOP "BreatH of South" IN 日本武道館
"Walking Dead" - feat. Vingo & Benjazzy


このブログの人気の投稿

久留間まもりとVJの関係性

IBIZA(イビサ)MUSIC ONでのVJ その1 Marco Carola、MUSIC ONの始まり